動作の変更点

このトピックでは、Kofax RPA 11.3.0 で変更された次のような動作について説明します。

Management Console で WebSphere のサポートが終了しました

Kofax RPA 11.3.0 以降、Management Console は WebSphere をサポートしません。

Chromium ブラウザで FTP のサポートが終了しました

組み込みの Chromium ブラウザは、ファイル転送プロトコル (FTP) をサポートしません。

詳細については、『Kofax RPA のヘルプ』の「Web サイトへのアクセス」を参照してください。

JMS のサポートは廃止されました

Java Message Service (JMS) は、Kofax RPA ではサポートされなくなりました。

IBM DB2 はサポートされなくなりました

IBM DB2 は、Management Console のデータベースとしてサポートされません。

10.3.0 より前のバージョンのライセンスは無効になりました

10.3.0 より前の製品バージョンのライセンスは無効になります。

[HTTPS 証明書の確認] オプションが削除されました

Design Studio 設定アプリケーションと RoboServer 設定アプリケーションから、[HTTPS 証明書の確認] オプションが削除されました。Classic エンジンおよび WebKit エンジンに基づくロボットは、[ロボット設定] > [基本] > [デフォルト オプション] ダイアログボックスで使用できる [SSL 証明書を検証] オプションに依存するようになりました。このオプションによってステップ レベルのデフォルト状態が上書きされた場合でも、このステップの動作は変更されません。

デフォルトでは、このオプションは既存のロボットおよび新規に作成されたすべてのロボットに対して選択されています。データの漏洩やロボットのパフォーマンスの問題を防ぐための安全策として、このオプションを常に選択しておくことをお勧めします。

詳細については、『Kofax RPA のヘルプ』の「ベーシック エンジン ロボットの設定のデフォルト オプション」を参照してください。

推奨される [近さ] のパラメータ値が変更されました

ファジー画像検索の [近さ] パラメータの推奨値が 0 から 100 に変更されました。

詳細については、『Kofax RPA のヘルプ』の「ファインダー」を参照してください。

以前のファインダーはループ ステップでクリアされます

Kofax RPA 11.3.0 以降、以前のすべてのファインダーは、ループ ステップ本体の開始時にクリアされます。ループ ステップを含むロボットが以前のバージョンの製品で作成されている場合は、以前のファインダーを名前付きファインダーに置き換えることをお勧めします。

Management Console での日付の表示形式が変更されました

このリリース以降、「ログ ビュー」を除くすべての Management Console テーブルに表示される日付の表示形式は、Management Console の設定言語に依存するようになります。英語に設定されている場合、ブラウザの言語設定を使用して英語の方言が決定されます。たとえば、言語リストの一番上に [英語 (英国)] と表示されている場合、日付はイギリス英語の標準の日付形式に従って書式設定されます。ブラウザの設定で何も指定がない場合は、デフォルトで [英語 (アメリカ合衆国)] が使用されます。

クリック ステッを変更しました

以前のバージョンのクリック ステップは、マウス プレスという名前に変更されました。新しいクリック ステップは、1 つのステップでマウス ポインタを必要な場所に移動し、クリックします。ドラッグアンドドロップ操作には、マウス プレス ステップおよびマウス移動ステップを使用します。

詳細については、『Kofax RPA のヘルプ』の「クリック」とマウス プレス」を参照してください。