既知の問題点

このトピックには、Kofax RPA 11.3.0 の使用中に発生する可能性のある問題に関する情報が含まれています。必要に応じて、回避策を示します。

Kapplet が停止した後もロボットが動き続ける

1785341: 無限にサイクルするロボットが Kapplet に追加されると、この Kapplet が停止しても、ロボットが動作を継続します。

回避策: このようなロボットは手動で停止することができます。

Desktop Automation サービスへの接続に関する問題

1784059: Management Console ベースのマッピングを使用している Desktop Automation サービスを停止してから接続を実行しようとすると、エラーが報告されます。Desktop Automation サービスを開始してロボットを更新すると、エラーが発生します。

回避策: Design Studio または Desktop Automation サービスを再起動します。

誤った docker-compose の例

1784058: 『Kofax 管理者ガイド』の「Management Console のある最小限の Docker swarm をセットアップ」セクションの手順に、次の 2 つのエラーが含まれています。

  • 手順 3。次のように例を変更する必要があります。

    host1$ docker network create --driver=store/weaveworks/net-plugin:2.5.2 --attachable weavenet

  • 手順 5。サンプルの docker-compose.yml ファイルでは MySQL 5 が使用されていますが、Postgres が使用される必要があります。

RoboServer バージョン 10.6.0.9 が RoboServer ページに表示されない

1783194: クラスタ設定のライセンスが動的に変更されると、RoboServer バージョン 10.6.0.9 が Management Console の RoboServer ページに表示されなくなります。

ロボットで、ロードされた Excel ドキュメントがレコーダー ビューに表示されない

1782574: ロボットが Excel ステップで Excel ドキュメントを開いた場合、ロードされたドキュメントがレコーダー ビューに表示されません。

Design Studio が Oracle データベースに接続すると応答しなくなる

1782448: Design Studio が Oracle データベースに接続すると応答しなくなります。

[最後のエラーを取得] アクションが [ディレクトリを一覧表示] アクションで機能しない

1782356: [ディレクトリを一覧表示] アクションによってエラーが報告された場合、ファイル システム アクション ステップの [最後のエラーを取得] アクションが機能しません。

Kapplets にコミット アクション ロボットをロードした場合に長い時間がかかる

1782084: Kapplets で、コミット アクション ロボットの最初のロードに長い時間がかかります。

コミット アクション ロボットの詳細については、『Kofax RPA のヘルプ』の「テンプレート」を参照してください。

「ファイル システムとコマンド ラインのアクセスを許可」によって、必要なすべてのステップがブロックされない

1781642: RoboServer 設定アプリケーションで、[ファイル システムとコマンド ラインのアクセスを許可] オプションが選択されている場合、Excel ステップと PDF ステップによるファイル システム上のファイルの読み取りがブロックされません。これは、ファイルの読み取りステップおよびファイルの出力ステップの動作と矛盾します。

電子メールの送信ステップで、アプリケーション名の代わりに ID が使用される

1781480: ロボットでの自動生成されたステップの作成時に、電子メールの送信ステップが、アプリケーション名ではなく、ファインダーとしてアプリケーション ID を使用します。これにより、ロボットの実行時にエラーが発生します。

マッピングを含んだデータベースをクラスタから削除できない

1781414: データベース マッピングが関連付けられているデータベースを、クラスタから削除できません。

HTTPS を介した RFS へのアクセスに関する問題

1781026: 自己署名証明書を使用した HTTPS 経由での Robot File System へのアクセスがサポートされていません。

以前のバージョンのロボットを開くと、タグが表示されない

1780508: 以前の製品バージョンのロボットを開くと、ロボット タグが Design Studio に表示されません。

ルート フォルダへのタイプのアップロードに関する問題

1779667: Management Console でタイプをルート フォルダにアップロードすると、[タイプ] セクションでは、「/null」フォルダにアップロードされているものとしてそのタイプが表示されます。

Oracle 21c データベースに接続できない

1778648: Oracle データベース タイプを使用した Oracle 21c データベースへの接続が、次のエラーで失敗します。

Unable to connect to database due to SQL error: 'Listener refused the connection with the following error: ORA-12505, TNS:listener does not currently know of SID given in connect descriptor

Oracle JDBC ドライバーのアップロードがサポートされない

1778631: Management Console からの Oracle JDBC ドライバーのアップロードと配布は、現在サポートされていません。

左クリック ステップにロード状態を無視オプションが継承されない

1778293: file:/// というパスのページを使用している場合に、[ロード状態を無視] オプションが左クリック ステップに継承されません。

回避策: 代わりとして、[リンクを新しいウィンドウで開く] コンポーネント アクションを使用します。

データベース テーブルを操作するときのパフォーマンスの問題

1778087: Design Studio で、データベース テーブルの操作時にパフォーマンスの問題が発生します。一部のバイナリ値では、レンダリングに CPU 時間がかかりすぎる場合があります。

PostgreSQL OID 列からデータを抽出できない

1778064: Design Studio で、2 GB のストレージ制限がある BLOB タイプの PostgreSQL の OID 列からデータを抽出することができません。

メール フォルダのロードを停止できない

1777285: 「電子メール フォルダを開く」アクションで電子メールの送信ステップをステップ オーバーした場合に、電子メール フォルダのロードを停止することができません。

一部のアクションによって開かれたタブに URL が含まれない

1768567: 中クリックで開いたタブと [リンクを新しいウィンドウで開く] アクションで開いたタブに、リファラー URL が含まれません。

Chromium ブラウザで証明書のピン留めエラーが無視される

1758831: 組み込みの Chromium ブラウザで、証明書のピン留めエラーが無視されます。

Chromium ブラウザで失効した証明書エラーが無視される

1758814: 組み込みの Chromium ブラウザで、失効した証明書エラーが無視されます。

Chromium ブラウザ ツリーにシャドウ ルートの要素が追加されない

1734226: 組み込みの Chromium ブラウザでページ間を移動すると、シャドウ ルートの HTML 要素がツリーに追加されません。

データベース テーブルの作成時に属性ストレージ名が無視される

1732847: Management Console にタイプをアップロードしてデータベース テーブルの作成にそのタイプが使用されると、ストレージ名が指定されている場合、テーブル列の名前として使用されるはずのストレージ名が無視されます。

ロボット エディターで JxBrowser 例外が生成される

1717448: 画面解像度を 3840x2160 (4K UHD) から 1920x1080 (FHD) にリセットした後、ロボット エディターでロボットを開くたびに、Design Studio で JxBrowser 例外が生成されます。

回避策: ロボットを開く前にレイアウトをリセットします。

WebKit および Classic ブラウザで、失効した証明書がチェックされない

1705642: WebKit および Classic ブラウザで、失効した証明書がチェックされず、ピン留めテストがサポートされていません。

Sophos Agent で Design Studio のリンクを開くことができない

1715233: Sophos Agent で、Google Chrome および Microsoft Edge の [Design Studio で開く] リンクを使用して Design Studio を開くことができない場合があります。この場合、「Lockdown malicious behavior (悪意のある動作をロックダウンします)」という通知が表示されます。

回避策: この動作は、Design Studio のリンクを使用したアプリケーションで発生すると予想されます。ウイルス対策アプリケーションを再構成することで、この動作を回避することができます。詳細については、ソフォス サポート サイトを参照してください。

PDF 形式のロボット ドキュメントが Firefox でサポートされない

1712064: Firefox で、ロボットのドキュメントの印刷および PDF 形式での保存がサポートされません。

シングルテナント アプリケーションでロボットを実行する場合の問題

1697083: シングルテナント OAuth アプリケーションでロボットを実行すると、RoboServer 11.2.0.4 より前のバージョンでロボットの実行が失敗します。

回避策: このようなロボットをバージョン 11.2.0.4 以降にアップグレードし、RoboServer バージョン 11.2.0.4 以降で強制的に実行されるようにします。

ロボットのドキュメントに一部の分岐要素に関する情報がない

1649320: Management Console で、ロボットのドキュメントに、分岐の条件、名前、およびコメントに関する情報が含まれていません。

フランス語のローカライズに関する問題 Management Console

1638546: フランス語で Management Console を使用している場合、ローカライズされていないテキストが表示されることがあります。

以前のリリースからの既知の問題点

このトピックには、以前のリリースで報告され、Kofax RPA 11.3.0 に引き続き適用される可能性のある既知の問題と制限が記載されています。

SAP でツリーを使用できない

1642467: 一部の要素のノードがレコーダー ビューのツリーで使用できないため、SAP を使用できません。

回避策: ツリーですべてのノードを使用できるようにするには、製品のインストール ファイルから Desktop Automation サービスを実行しているコンピュータに RegSAPSurrogate.reg ファイルをダウンロードして保存します。警告を受け入れて実行し、Desktop Automation サービス エージェントを再起動します。このファイルは、{path}\DesktopAutomationService\bin フォルダにあります。

クラスタにサーバー構成が設定されている場合に、TotalAgility から RPA にアクセスできない

1641912: クラスタにサーバー構成が設定されている場合、Kofax TotalAgility から Kofax RPA にアクセスできません。これは、Kofax TotalAgility バージョン 7.8.0 および 7.9.0 で発生します。

回避策: クラスタの代わりに RoboServer を使用するように KTA を設定します。または、.NET の代わりに REST 通信タイプを使用するように KTA を設定します。

一部のメッセージがローカライズされていない

1625531: kapowhub に関連する一部の例外とエラー メッセージが、この製品バージョンではローカライズされていません。

レガシーの RoboServer で UTC にログが書き込まれない

1618537: バージョン 11.2.0 以降、Management Console および RoboServer では、UTC 時間形式でデータベースにログが書き込まれます。これは、それぞれの Management Console と RoboServer のタイム ゾーンで時刻が記録されていた以前のバージョンとは異なります。

回避策: java -Duser.timezone=GMT オプションを使用してレガシーの RoboServer を起動します。

Kofax Analytics for RPA のタイム ゾーンの変更

1616761: Kofax Analytics for RPA の内部タイム ゾーン形式が UTC に変更されました。これは、バージョンが 11.2.0 より前の Kofax RPA のデータが Kofax Analytics for RPA 2.5.0 以降では正しく表示されないことを意味します。

Kapplets で予期していない新しいグループが作成される

1607788: Management Console のデフォルトの RPA 管理者グループに新しいユーザーを追加すると、Kapplets に「rpa administrators」というグループが作成されます。

Windows 7 で Desktop Automation サービスの実行が停止することがある

1603045: Windows 7 で Desktop Automation サービスが実行されているときに .NET アプリケーションを起動すると、実行中のサービスが停止することがあります。

REST Web サービス呼出ステップでページをロードできない

1594223: プロキシ サーバーを使用している場合、REST Web サービス呼出ステップで、ダイジェスト認証を使用してページをロードすることはできません。

SignDoc の電子メールの検証が RPA で実行されない

1593366: Kofax SignDoc で、無効なレビュー担当者または署名者の電子メール アドレスが Kofax RPA に入力されて、検証されることがあります。

回避策: SignDoc のドキュメントを参照して、RPA に入力する前に、使用する電子メール アドレスが有効であることを確認します。

StackOverFlowError が報告される

1584988: StackOverFlowError が報告された場合は、DesignStudio.conf ファイルのメモリ制限を手動で増やす必要があります。この操作を行うには、wrapper.java.additional.1 という設定をファイルに追加し、メモリの制限を指定します。

: wrapper.java.additional.1=-Xss4096K

Management Console で Analyzer データベースを作成できない

1584454: Management Console に Process Discovery Analyzer パラメータを入力するときにデータベース プロビジョニングのデフォルト設定を使用した場合、Management Console は Analyzer データベースを作成できず、プロビジョニングは失敗します。

回避策: Management Console でデータベースを作成する前に、[Process Discovery Analyzer] > [データベースのプロビジョニング] でユーザー名とパスワードを明示的に指定します。

日本語のオフライン ドキュメントの問題

1559704: Microsoft Edge ブラウザを使用して Tomcat サーバーに日本語のオフライン ドキュメントをデプロイしている場合、ヘルプ ファイルに判読できない文字が含まれることがある。

回避策: 日本語のオフライン ドキュメントでは、Google Chrome または Mozilla Firefox ブラウザを使用します。

管理者権限で実行されているアプリケーションのイベントが収集されない

1546570: Process Discovery Agent は、管理者権限で実行されているアプリケーションのイベントを収集できません。

回避策: すべてのアプリケーションからイベントを収集するには、管理者権限で Process Discovery Agent を実行します。

バックアップのインポート後にスケジュールが機能しない

1536508: ユーザーが Management Console でバックアップをインポートしようとしているときにインポートが失敗すると、既存のスケジュールがデフォルト値に切り替わり、開始できなくなります。

回避策: スケジュールを開始するには、スケジュールを再作成する必要があります。バックアップをインポートする前に、現在の Management Console の状態のバックアップを作成することをお勧めします。

DTS をアンインストールしてもライセンス ユーティリティが削除されない

1524460: Document Transformation Service バージョン 11.0.0 をアンインストールして新規インストールの準備を行うときに、ライセンス ユーティリティが完全には削除されません。

回避策:

  1. 古い Document Transformation Service バージョンをアンインストールします。

  2. 新しい Document Transformation Service バージョンをインストールしてから、このバージョンをアンインストールします。

  3. 新しいバージョンを再度インストールします。

Kapplets で、スキーマ照合の代わりにシステム照合が使用される

1523086: MySQL データベースを使用する Kofax RPA Kapplets は、スキーマ照合を使用する代わりに、データベース プロパティ変数「collation_database」からの照合を使用します。「collation_database」が Unicode 照合に設定されていない場合、Unicode 文字が正しく表示されないことがあります。

回避策: データベース システム変数「collation_connection」、「collation_database」、および「collation_server」の utf8mb4 文字セットにスキーマ照合を使用していることを確認してください。

インポートしたバックアップで Kapplet ユーザーのグループへの所属が解除される

1517340: 特定の 2 バイトの文字セット名を持つ Kapplet ユーザーを含んだバックアップ ファイルを Management Console にインポートすると、最初に割り当てられていた Management Console グループにこの Kapplet ユーザーが属さない状態となります。

Process Discovery データベース ユーザーのパスワードが暗号化されない

1517076: Process Discovery データベースのユーザー パスワードが Management Console に保存されている場合、パスワードが暗号化されません。

org_freedesktop_general ファイルがロックされることがある

1512677: 複数のロボットを同時に実行した場合、D-Bus プロトコルがサーバーとクライアントの認証に使用する org_freedesktop_general ファイルが特定のロボットによって短時間ロックされ、別のロボットがこのファイルにアクセスして Cookie を読み取れなくなることがあります。

「ジョブのタイムアウト」と「実行時間の制限」が分単位に変換される

1502164: スケジュールの作成中に、「ジョブのタイムアウト」および「実行時間の制限」のプロパティ値が秒単位から分単位に変換されます。この状況は、秒単位の値が分単位に変換可能である場合にのみ発生します。

これらのプロパティの詳細については、『Kofax RPA のヘルプ』の「スケジュール」を参照してください。

ページ読込で日本語の文字を含む Web ページを開くことができない

1498551: ベーシック エンジン ロボットで、日本語の文字を含む Web サイト ページを開けないことがあります。この問題は、地域設定が日本に設定された Windows システムで組み込みブラウザを使用しているときに報告されました。

回避策: ロードされたページで [ロボットの設定] > [ページ読込] > [ページの変更] 設定の順に選択し、ロードされたページの URL にある次のテキストをターゲットのように置換します:

<body class="no-navi">

ターゲット:

<body class="no-navi" style="text-align: start;">

コピーが別のプロジェクトに含まれている場合、RFS を使用するロボットが機能しない

1478872: ロボットのコピーが Management Console の別のプロジェクトにアップロードされている場合、このロボット ファイル システムを使用するステップではロボットが機能しません。

Kapplets のワークスペース名に記号が含まれている場合にエラーが発生する

1445050: Kapplets のワークスペース名に次の記号を使用すると、エラーが発生します。

/ \ % ? .{

回避策: Kapplets のワークスペース名にこれらの記号を使用しないでください。

トリガー マッピングがバックアップで復元されない

1398421: バージョン 10.3.0.0 ~ 10.3.0.9 で作成された Management Console のバックアップ ファイルには、トリガー マッピング データが含まれていません。すべての正しいデータを含むバックアップを作成するには、次の回避策を使用します。この回避策は、バージョン 10.3.0.10 で導入されました。

回避策

エンタープライズ Management Console の場合

この手順を実行すると、トリガー マッピングが復元されます。この手順は、トリガー マッピングを使用するアテンデッド ロボットを含んだ Tomcat にデプロイ済みの Management Console に適用されます。

  1. 続行する前に Tomcat を停止し、データベースをバックアップします。
  2. 11.3.0 .war ファイルをインストールする前にこのファイルを開いて、アップグレード元のバージョンと一致するように WEB-INF\classes にある version.properties ファイルを変更します。

    たとえば、10.3.0.5 からアップグレードする場合、ファイル内のテキストは次のようになります: fullVersion=10.3.0.5 266

  3. 更新された 11.3.0 ManagementConsole.war ファイルを Tomcat にインストールします。古いデータベースで 11.3.0 Management Console を開始します。

  4. トリガー マッピングなどのすべてのデータを含むバックアップを作成します。

  5. 空のデータベースを使用して、(.war ファイルを変更せずに) 新しい 11.3.0 Management Console をインストールします。

  6. 手順 4 で作成したバックアップを復元します。

開発用 Management Console の場合

この手順は、トリガー マッピングを復元して、トリガー マッピングを使用するアテンデッド ロボットを含んだ組み込み Management Console に適用されます。

  1. 元の Management Console を停止して、バックアップのために次のフォルダをターゲットのように変更します:

    C:\[ユーザー名]\AppData\Local\Kapow\10.3.0.x_[ビルド番号]

    ターゲット:

    C:\[ユーザー名]\AppData\Local\Kapow\10.3.0.x_[ビルド番号]_original

  2. Kofax RPA 11.3.0 をインストールしますが、Management Console は起動しないでください。

  3. [プログラム フォルダ]\RPA 11.3.0 [ビルド番号]\WebApps にある ManagementConsole.war ファイルを開き、アップグレード元のバージョンに一致するように WEB-INF\classes にある version.properties ファイルを変更します。

    たとえば、10.3.0.5 からアップグレードする場合、version.properties ファイル内のテキストは次のようになります: fullVersion=10.3.0.5 266

  4. 以下の場所からすべてのファイルを削除します。

    C:\[ユーザー名]\AppData\Local\Kapow\10.3.0.x_[ビルド番号]\Temp

  5. 更新された ManagementConsole.war ファイルを元のバージョンの次の場所に追加します。

    [プログラム フォルダ]\Kapow 10.3.0.x [ビルド番号]\WebApps\

  6. Management Console の元のバージョンを起動します。古いデータベースで 11.3.0 Management Console を開始します。

  7. トリガー マッピングなどのすべてのデータを含むバックアップを作成します。

  8. 空のデータベースを使用して、(.war ファイルを変更せずに) 新しい 11.3.0 Management Console をインストールします。

  9. 手順 7 で作成したバックアップを復元します。

プログラム マネージャ ツリーにデスクトップ アイコンが表示されないことがある

1384485: Win+D キーを組み合わせて押すと、ロボットでデスクトップ上のアイコンを選択できなくなります。Win+D キーの組み合わせは、デスクトップを表示および非表示にするためのショートカットです。キーを押す前は、デスクトップのアイコンは [プログラム マネージャ] ペインの下に一覧表示されています。Win+D を押すと、アイコンが非表示になり、自動化ツリーに表示されるアイコン要素をロボットが識別できなくなります。

回避策: Win+D を使用する目的が、すべてのウィンドウを最小化してデスクトップを表示することである場合は、代わりに Win+M を使用します。このキーの組み合わせではアイコンが非表示にならないため、自動化ツリーでアイコンを引き続き使用できます。

リモート API で一部のロボットを実行できない

1371327: [Management Console] > [リポジトリ] > [データベース] でデータベース マッピングが作成されている場合、リモート API でロボットを起動することはできません。

回避策: Design Studio の [マイ プロジェクト] ビュー ([シェア データベース] セクション) でデータベース マッピングを作成し、リモート API を使用して開始するロボットでこのマッピングを使用します。

CyberArk アプリケーション ID で Unicode がサポートされない

1362162: CyberArk の Password Vault で、Unicode による安全な名前またはアカウント名の作成ができません。

変更後に KTA ステップの設定がクリアされる

1359670: KTA ステップを使用するロボットを編集用に開くと、KTA ステップに、設定が使用できないことを警告するアイコンが表示されます。プロセスの設定パラメータを変更しようとすると、ステップの設定が KTA サーバー レベルまで折りたたまれます。ステップを展開すると前の設定は破棄されるため、ユーザーはステップを再設定する必要があります。

TotalAgility と RPA 値の境界が一致しない

1356285: 次のパラメータ タイプでは、RPA と TotalAgility の境界が一致しません。通貨、10 進数、倍精度、浮動小数点数、長整数、短整数。

仮想キーボード ドライバーで Windows 7 がサポートされていない

1354870: Desktop Automation サービスに必要な仮想キーボード ドライバーは、User-Mode Driver Framework 2.0 で構築されており、Windows 10、Windows Server 2016、および Windows Server 2019 でのみサポートされています。

プロセス名を使用して Windows アプリケーションを実行できない

1343762: 一部の組み込み 32 ビット Windows アプリケーションは、プロセス名を使用して実行することができません。

回避策: アプリケーションのフルパスを使用してアプリケーションを実行します。たとえば、dfrgui.exe の代わりに c:/windows/sysnative/dfrgui.exe を使用します。

Kapplets で大きな PDF ファイルを使用した場合の問題

1337449: Kapplet で大きな PDF ファイルをバイナリ入力値として使用している場合、「メモリ不足」というエラー メッセージが生成されます。

回避策: Tomcat サーバーの「Maximum memory pool」値、または MySQL my.ini ファイルの max_allowed_packet 値を変更します。

Kapowlock の一貫性のない動作

1314402: ターゲット コンピュータがアクティブなセッションを持つ仮想マシンである場合、スクリーン ロック ステップや RDP ログイン ステップで使用される kapowlock プロセスが凍結することがあります。

回避策: ターゲット コンピュータにアクティブなセッションが存在しないことを確認するか、「リモート デスクトップ接続に WDDM グラフィック ディスプレイ ドライバーを使用する」というグループ ポリシー設定を無効にします。

Windows のマップ済みの共有からファイルを削除ときに発生する問題

1312329: ロボット ファイル システムのファイル共有が (Desktop Automation サービスの設定に従って) Windows ドライブにマッピングされている場合、マッピングに使用された Windows Web DAV クライアントがファイル共有からの情報をキャッシュします。まれに、マップ済みの Windows ドライブに最新のものではないファイル共有が表示されることがあります。

回避策: Desktop Automation サービスが実行されているコンピュータで、Windows レジストリのキャッシュを無効にします。

  1. レジストリで、次のキーを見つけます:

    HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\services\MRxDAV\Parameters

  2. 次のパラメータの値を 0 に変更します。

    • FileNotFoundCacheLifeTimeInSec

    • FileInformationCacheLifeTimeInSec

  3. コンピュータを再起動します。

Kapplets で SAML がサポートされていない

1306204: Kofax RPA Kapplets では、SAML による認証はサポートされていません。

RPA 管理者が一部のロールを割り当てることができない

1289988: RPA 管理者グループに属するユーザーは、プロジェクト管理者、開発者、または Process Discovery Client のロールをプロジェクト内のユーザー グループに割り当てることはできません。

ローカライズ バージョンの Kofax Analytics for RPA で文字が表示されないことがある

1281128: データおよびメタ データベース用の Insight で MySQL 5.7 以前を使用している場合に、ローカライズ バージョンの Kofax Analytics for RPA で文字が正しく表示されないことがあります。

回避策: MySQL サーバーをバージョン 8.0 以降にアップグレードするか、MySQL サーバーおよび MySQL 5.7 のすべてのコンポーネントのデフォルトの文字セットが UTF-8 に設定されていることを確認します。

多数のタイプが含まれているプロジェクトでエラーが発生する

1263908: Design Studio の 1 つのプロジェクトに多数のタイプ (180 以上) が含まれている場合、StackOverflowError が発生して、ロボットを開いて編集できなくなることがあります。

回避策: 1 つのプロジェクトに必要以上の数のタイプを保存しないでください。

スタート メニューに Management Console のショートカットが表示されない

1218466: Windows 10 の スタート メニューには重複する URL リンクが表示されないため、Management Console が複数インストールされている場合は、最初にインストールしたバージョンのリンクのみがスタート メニューに表示されます。

バックアップの復元中にエラーが発生する

1168320: 名前にバックスラッシュを含むファイルが格納されたバックアップを復元すると、破損したファイルに関するエラーが表示されます。ファイル システム内のファイル名にはバックスラッシュを使用できないため、バックアップの復元が失敗します。バックスラッシュを含むファイルを Kofax RPA プロジェクトにアップロードするには、こうしたファイルのアップロードを妨げないリポジトリ API を使用します。

回避策: ロボット、タイプ、スニペットなどの作業オブジェクトに名前を付ける場合は、ファイル システムで予約されていたり、特別な意味を持っていたりする可能性のあるバックスラッシュやその他の文字を使用しないでください。名前にバックスラッシュを含むファイルが格納されたバックアップがすでにある場合は、バックアップのアーカイブを解除してから再度アーカイブして、問題を回避してください。詳細については、『Kofax RPA のヘルプ』の「命名規則」を参照してください。

タブ タイトルが切り捨てられる

739186: ロボット エディターのタブ タイトルの最大長は、スペースとダッシュを含めて 32 文字です。最大長を超えるタイトルは、自動的に切り捨てられます。

回避策: 32 文字を超えるタイトル名は使用しないでください。

式エディターが応答しなくなることがある

695039: ドル記号 ($) と数字の 1 の文字の後にゼロが追加されている場合、式エディターが応答しなくなります。

スクリーン ロックと RDP 接続機能のサポート

ロック画面と RDP 接続機能は、Desktop Automation サービスが Windows 7 または Windows 10 の Pro または Enterprise エディションで実行されている場合にのみサポートされます。Windows の Home エディションにはリモート デスクトップ ホストがないため、RDP を使用して接続することはできません。

Windows Server 2016: セキュリティ設定の更新が必要

Document Transformation Service を Windows Server 2016 で実行するには、Windows のセキュリティ設定を次のように変更する必要があります:

  1. IIS AppPool\Kofax RPA Document Transformation Client スクリプトで、Thin Client IIS アプリケーション プール ユーザーのエントリを追加します。

  2. C:\Document Transformation\Batch のセキュリティ設定を開きます。

  3. 不足しているすべての権限をユーザーに付与し、変更を保存して、設定を適用します。

リモート デバイスで画面のスケーリングを行うと、選択が置き換えられることがある

VMware がリモート デバイスのホスティングに使用されている場合にテキストとアイコンのスケーリングを行うと、一部のアプリケーションで選択が置き換えられ、ロボットで予期しない動作が発生することがあります。

回避策: 自動化デバイスの画面のスケーリングを 100% に変更します。