ロギングの有効化
TotalAgility 内の自動化エージェント (Core Worker と Transformation Server) は、自動アクティビティとシステム タスクを実行するために、定期的にデータベースをポーリングします。
Core Worker はすべての標準自動アクティビティとシステム タスクを実行し、Transformation Server はすべてのキャプチャ関連の自動アクティビティを実行します。
ロギングを有効にし、自動アクティビティ、ログオン ユーザー、ボリューム使用量、システム タスク、およびワーカー タスクの保持期間を指定できます。保持期間はデータがログに保持される期間であり、その後、データは削除されます。このクリーンアップ プロセスは、すべてのテナントおよび環境からのエントリに適用され、古くなったログ データを定期的に削除することでデータベースのサイズを制御します。
自動アクティビティ、ワーカー タスク、およびシステム タスクの場合、完了ステータスの項目のみが削除されるため、実行時間の長いタスクを引き続き追跡できます。どの項目に対してもロギングが有効になっていない場合、保持ポリシーによってその項目の既存のすべてのレコードが削除されます。
ロギングを有効にするには、ヘッダー バーで
をクリックします。[ロギング] ページが表示されます。
ロギングが有効になっていない場合、エントリはログに書き込まれません。
自動アクティビティのロギングの有効化
定義された保持期間にわたってすべてのテナントおよびすべての環境での自動アクティビティのロギングを有効にして、アクティビティが迅速に完了されているかどうかを確認できます。
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ヘッダー バーで、
をクリックします。
[ロギング] ページが表示されます。
- [ロギング] ページの [自動アクティビティ] で、[ロギングの有効化] を選択します。(デフォルト: オフ)
- [保持期間] リストで、古いデータを消去するまでの保持期間を選択します。(デフォルト: 過去 12 時間)
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[保存] をクリックします。
展開のすべてのテナントとすべての環境において Core Worker または Transformation Server によって実行される各自動アクティビティの詳細が含まれるログ エントリが書き込まれます。たとえば、自動アクティビティの保持期間が「過去 9 時間」の場合、完了した履歴には過去 9 時間分のみが保存されます。
自動アクティビティのロギングの有効化は、TotalAgility 8.1.0 を使用した展開でのみサポートされます。TotalAgility のそれ以前のバージョンを使用した展開ではサポートされません。
ユーザー ログオンのロギングの有効化
ロギングを有効にすると、ログオンしているユーザーの数やログイン時間の傾向を監視できます。
- [ロギング] ページの [ユーザー ログオンの監視] で、[ロギングの有効化] を選択します。(デフォルト: オフ)
- [スナップショットの間隔] リストで、間隔を時間単位で選択します。これによって、スナップショットがキャプチャされる頻度が決まります。(デフォルト: 0 時間。最大: 24 時間)
- [保持期間] リストで、古いデータを消去するまでの保持期間を選択します。(デフォルト: 過去 28 日、最小: 1 日)
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[保存] をクリックします。
テナント環境で利用可能な Management Console システム タスクは、定義された間隔に基づいて、ログオン ユーザーのスナップショットを作成します。特定の時点でのテナントおよび環境ごとのログオンしているユーザーの数が含まれるログ エントリが書き込まれます。
ドキュメントの量のロギングの有効化
ボリューム使用量 (変換ページ数) のロギングを有効にすると、処理中のドキュメントの数を表示できます。
- [ロギング] ページの [使用ドキュメント量] で、[ロギングの有効化] を選択します。(デフォルト: オフ)
- [スナップショットの間隔] リストで、間隔を時間単位で選択します。これにより、ボリューム スナップショットがキャプチャされる頻度が決まります。(デフォルト: 1 時間、最大: 24 時間)
- [保持期間] リストで、古いデータを消去するまでの保持期間を選択します。(デフォルト: 1 日、最大: 28 日)
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[保存] をクリックします。
テナント環境で利用可能な Management Console システム タスクは、定義された間隔に基づいて、テナントによって使用された変換ページ数のスナップショットを作成します。特定の時点でテナントおよび環境ごとに使用された変換ページ数が含まれるログ エントリが書き込まれます。
システム タスクとワーカー タスクのロギングの有効化
Core Worker は、各テナントおよび環境に対して実行するシステム タスクを定期的に確認します。各システム タスクは、1 つ以上の (非システム) ワーカー タスクを実行します。
たとえば、アーカイブ システム タスクは、個々の ArchiveJob ワーカー タスクを実行して、完了したジョブをアーカイブします。また、個々の DeleteItem ワーカー タスクを実行して、削除対象としてマークされた項目の削除も行います。システム タスクとワーカー タスクは、スレッド プールを介して非同期的に実行されます。
システム タスクまたはワーカー タスクのロギングの有効化は、TotalAgility 8.1.0 を使用した展開でのみサポートされます。TotalAgility のそれ以前のバージョンを使用した展開ではサポートされません。
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システム タスクのロギングを有効にするには:
- [ロギング] ページの [システム タスク] で、必要に応じて 1 つ以上のシステム タスクのチェック ボックスをオンにします。すべてのシステム タスクのロギングを有効にするには、テーブル ヘッダーの [システム タスク] のチェック ボックスをオンにします。
- [保持期間] リストで、システム タスクの保持期間を選択します。(デフォルト: 過去 12 時間)
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[保存] をクリックします。
展開のすべてのテナントとすべての環境に対して実行される各システム タスクの詳細を含むログ エントリが書き込まれます。
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ワーカー タスクのロギングを有効にするには:
- [ロギング] ページの [ワーカー タスク] で、必要に応じて 1 つ以上のワーカー タスクのチェック ボックスをオンにします。すべてのワーカー タスクのロギングを有効にするには、ヘッダーの [ワーカー タスク] のチェック ボックスをオンにします。
- [保持期間] リストで、ワーカー タスクの保持期間を選択します。(デフォルト: 過去 12 時間)
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[保存] をクリックします。
展開のすべてのテナントとすべての環境に対して実行される各ワーカー タスクの詳細を含むログ エントリが書き込まれます。