ダッシュボードの表示

TotalAgility では、複数のテナントが展開内でインフラストラクチャとアプリケーション コードを共有し、ワークロードを処理します。各テナントがパフォーマンス、信頼性、応答性に関して公平に扱われるようにすることが重要です。あるテナントが処理能力の大部分を使用する場合には、他のテナントのパフォーマンスに影響しないようにする必要があります。展開内の自動化エージェント (Core Worker と Transformation) は、すべてのテナントの処理アクティビティとシステム/ワーカー タスクを担当します。管理者はダッシュボードを使用して、ユーザー ログオン、ワーカー タスクおよびシステム タスクの実行、アクティビティの概要、内訳、スループットの傾向を監視できます。これは、問題のトラブルシューティング、システムの健全性の維持、必要に応じた容量と動作の調整に役立ちます。

Management Console では、次のダッシュボードを使用することができます。

ダッシュボード

表示内容

アクティビティの概要

テナントごとのライブ アクティビティの数。「[アクティビティの概要] ダッシュボード」を参照してください。

アクティビティの内訳

自動アクティビティの詳細とエージェントによって実行される作業。「[アクティビティの内訳] ダッシュボード」を参照してください。

自動アクティビティ スループット

特定の期間において Core Worker と Transformation のエージェントがアクティビティを処理する割合。「[自動アクティビティ スループット] ダッシュボード」を参照してください。

ワーカー タスクの概要

保留中のワーカー タスクのおおまかな概要。これにより、すべてのテナントで実行されている作業を監視し、問題を速やかに特定することができます。「[ワーカー タスクの概要] ダッシュボード」を参照してください。

ワーカー タスクのスループット

すべてのテナントによって実行される作業を監視するのに便利な、特定のタスク タイプに関するワーカー タスクの傾向。「[ワーカー タスクのスループット] ダッシュボード」を参照してください。

期限切れのシステム タスク

期限切れのシステム タスクのリスト。システム内の問題を速やかに特定できます。「[期限切れのシステム タスク] ダッシュボード」を参照してください。

システム タスクのスループット

システム タスクの実行の傾向。すべてのテナントによって実行される作業を監視できます。「[システム タスクのスループット] ダッシュボード」を参照してください。

ユーザー ログオン

時間の経過に伴うユーザー ログオンの傾向。管理者がユーザー アクティビティを追跡し、システムの効率性を確保するのに役立ちます。「[ユーザー ログオン] ダッシュボード」を参照してください。

処理済みのドキュメント

変換ボリュームの利用傾向。ドキュメントがどのように処理されているかについての洞察を得ることができます。「[処理済みのドキュメント] ダッシュボード」を参照してください。