変数の作成
変数を作成して、アプリケーションに追加することができます。
変数タイプが異なっている場合でも、同じ名前の 2 つの変数を作成することはできません。必要な数の変数を追加して、変更できます。アプリケーションを公開すると、ワークフローのプロセス変数が作成され、それらが初期化変数として設定されます。
Quick RPA 内でデータ モデルを作成することはできません。
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[ワークフローの詳細] タブで、[データ] の横にある [新規] をクリックします。
[新規] ダイアログ ボックスが表示されます。
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顧客名などの変数に [名前] を入力します。
デフォルトでは、一意の識別子に対しても変数名が表示されます。一意の識別子は必要に応じて変更できます。
変数タイプが異なっている場合でも、同じ名前の 2 つの変数を作成することはできません。 -
[タイプ] リストで、変数タイプを選択します。ワークフローでは [ブール]、[日付]、[小数]、[フォルダ]、[数値]、および [文字列] の変数タイプがサポートされます。
「変数タイプ」の詳細については、Tungsten TotalAgility Designer のヘルプを参照してください。
ワークフローでのフォルダ変数のサポートの詳細については、「ワークフロー: フォルダ変数のサポート」を参照してください。
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日付変数を選択すると、[値の任意指定] チェックボックスが使用可能になります。このオプションを使用すると、日付変数を使用するか、Null 許容日付変数を使用するかを選択できます。
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選択すると、「値」ボックスの日付がクリアされます。ソリューションを公開すると、Null 許容日付変数が作成されます。
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オフにすると、現在のデフォルト値が「値」ボックスに表示されます。ソリューションを公開すると、日付変数が作成されます。
ソリューションを公開した後に、日付変数と Null 許容日付変数を切り替えることはできません。
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- 選択した変数タイプに応じて、変数の [値] を指定します。
- 編集を初期化変数として設定するには、[初期化] を選択します。
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ブール、データ オブジェクト、日付、小数、数値、および文字列タイプの変数については、プロパティの表示を構成できます。
- [ラベル テキスト]: デフォルトでは、変数名がラベル テキストとして表示されます。ラベル テキストを変更して、変数名よりも長いテキストを表示できます。
- 次の表に、該当する追加の表示プロパティについて示します。
[タイプ] プロパティの表示 [データ オブジェクト]
[値]: 必要なサーバー データ モデルまたはローカル データ モデルを選択して、値を設定します。
[ラベル テキスト] オプションは、データ オブジェクトでは使用できません。
[日付]
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[時刻の表示]: 選択した場合、実行時に時間要素が表示されます。
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[最小日付] と [最大日付]: カレンダー ピッカーを使用して必要な日付と時刻を選択するか、[fx] をクリックし、@Today マクロを使用して現在の日付または過去の日付や未来の日付を取得することで、最小日付と最大日付の値を設定します。たとえば、日付を現在の日付の 5 日後に設定するには、値を @Today +5 に設定します。
[小数]
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[最小値] と [最大値]: 最小値と最大値の許容範囲を入力します。(デフォルトの最小値: -900719925474)、(デフォルトの最大値: 900719925474)。
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[小数点以下の精度]: 小数点以下の精度の値を入力します。(デフォルト: 2)
[数値]
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[最小値] と [最大値]: 最小値と最大値の許容範囲を入力します。(デフォルトの最小値: -2147483648)、(デフォルトの最大値: 2147483647)。
[文字列]
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[入力タイプ]必要に応じて、次のいずれかのコントロールを選択します。
[単一行]
選択すると、名前などの単一行フィールド用のテキスト ボックスが追加されます。
[複数行]
選択すると、顧客の住所など、複数行にまたがる可能性のあるテキスト ボックスが追加されます。
[ドロップダウン]: 選択すると、選択した [データ ソース] に基づくドロップダウン リストが追加されます。使用可能なデータ ソース オプションは次のとおりです。
[ルックアップ] 既存のルックアップを選択します。
カスタム カスタム データを入力するには、次の手順を実行します。
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をクリックします。
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[名前] を追加します。
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[追加して閉じる] をクリックします。
移動せずに、必要な数の値をすばやく追加するには、[更に追加] をクリックします。
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デフォルト値として設定するには、[デフォルト] を選択します。
必要に応じて項目を追加します。
[電子メール] 選択すると、電子メール フィールド タイプにテキスト ボックスが追加されます。
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[最大長]: 上で選択した入力タイプに入力可能な最大文字数を指定します。(デフォルト: 10,000)
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[必須]: 入力タイプを必須にするには、このオプションを選択します。
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[更に追加] をクリックすると、ダイアログ ボックスから移動しなくても、必要な数だけ変数を追加できます。[追加して閉じる] をクリックすると、ダイアログ ボックスは閉じます。
変数が追加され、[データ] セクションに一覧表示されます。アプリケーションを公開すると、ワークフローのプロセス変数が作成され、それらが初期化変数として設定されます。
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新しいワークフロー リクエストを送信するために必要なデータの表示順序を設定するには、[表示順を設定する] をクリックします。
[表示順] ダイアログ ボックスが表示されます。
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をクリックして、初期化変数を並べ替えます。
初期化順序が有効になるのは、アプリケーションを最初に公開した後のみです。
ワークフロー: フォルダ変数のサポート
フォルダをタイプのデータとして追加することにより、 Quick RPA 内にドキュメントを追加できます。これは、デフォルトのフォルダ タイプとして扱われます。
ワークフローでは、フォルダ変数をキー データとして使用したり、条件ノード内で使用したりすることはできません。フォルダ システムのプロパティも使用できません。
フォルダ変数を含むプロセスを使用して、新規ジョブ作成フォームまたはアクティビティ フォームを作成すると、[ファイルのアップロード] コントロールがフォームに追加されます。この [ファイルのアップロード] コントロールを使用すると、フォーム設計を編集しなくても、ドキュメントをリポジトリにアップロードできます。